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喜六プロジェクト はじめに

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喜六プロジェクトは、山や木をテーマに、宮崎県北の暮らしを考えるプロジェクトです。

きっかけは、延岡市に本社のある、木材加工会社、㈱木佐貫製作所・木佐貫社長の、「県内の学校に、杉の間伐材を利用した机や椅子を納めたい」という思いからです。

その背景には、荒廃する県北の山、林業の衰退があります。延岡市は、五ヶ瀬川の下流域に広がる街ですので、上流域の山崩れで流れた土砂や、切り倒され放置された杉の間伐材が、大雨や台風のたびに流れ込み、たびたび大規模な洪水被害にあっています。

また、資本主義のビジネス社会にあっては、価格競争に勝つために、どうしても価格の安い外国産材に頼らざるをえないという現状があります。けれども、一方で、周辺の林業家が疲弊していく、上流域の町や村が衰退していく。そこにある資源を使えないというジレンマがありました。

時代の中で壊してきた自然の循環、五ヶ瀬川上流域、下流域の人と文化、経済の交流を、山や木を通し、また、杉の間伐材を利用促進していくことで取り戻し、自分たちが暮らす県北地域の暮らしを守って行こうというのが、喜六プロジェクトの趣旨です。

ちなみに、この喜六のWebサイトを担当するのは、五ヶ瀬川上流にある高千穂町という山村に暮らす私、藤木哲朗と申します。

山村に暮らしてきただけで、山や木の知識はあまりありませんが、これを機に僕自身も学び、実際に活動している人たちを紹介し、一つの大きな森となるように繋げていけたらと思います。どうぞ、宜しくお願いします。
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