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September 2010
山の恵み 第2回【シソの実の収穫】
- 2010-09-13 (Mon)
- 山の恵み
山の恵み 第2回【シソの実の収穫】
今回は、高千穂町押方地区の飯干幸子さん(78歳)、工藤シズさん(75歳)、甲斐啓子さん(66歳)と、シズさんの畑に実ったシソの実を収穫しました。
三人は前日にも収穫作業をし、シソの実の佃煮もつくっていましたので、収穫作業と合わせてご紹介いたします。
シソは、青紫蘇。「実の先に、花が一つ二つ残っているのが食べ頃」とは幸子さん。収穫期を逃すと、固くてぱさぱさして味も素っ気もないそうです。ちなみに、葉の収穫は、タケノコを収穫する時期。四月、五月頃が柔らかくて美味しいそうです。
実をすぐる幸子さん。
【シソの実の収穫作業】
シズさんの畑で、収穫。
根こそぎ抜き、根元をハサミで切ります。
今年は台風もなく、豊作です。「台風が一番大変、なんもかんも倒れるから」
収穫したシソは、水洗いします。土や葉についた虫を洗い流します。
瑞々しい!辺りをシソのよい香りが包みます。
シソの実。小さな花が可愛らしいです。
【実をすぐる作業】
続いて、実をすぐる作業です。
穂に小さい実が並んで実っています。茎のほうから穂先に、手でこするように滑らせると簡単にとれます。
膝の上にナイロンを置くのは、濡れないため。手袋は、手がアクに染まるのを防ぐためです。
「山椒の実は、こしこ採るのは大変ばい。刺がイガイガしちょるから。」
「手に色がついたらなかなか落ちんけど、ハイターなら一発で落ちる。」そうです。
実をすぐった後のシソの茎と葉は、また畑へ。
すきこんで、畑の肥料とします。
全部を収穫せずに株を残しておけば、落ち種が育ちます。
「赤紫蘇は、梅干しにはいいけど実が少ない。青紫蘇の葉は汁が少ない。」
【シソの実の佃煮】
たくさんの実から、少量しかできないシソの実の佃煮です。
材料 シソの実 ショウガ
調味料 砂糖 醤油 みりん ダシ
作り方
① シソの実をさっと湯がいて水を切る。
② 調味料を合わせ、シソの実と二時間炊いてでき上がり。
冷や奴にも合います。口の中で実がプチっと潰れるのも楽しいです。
もちろん、ご飯にも合います。塩揉みして、ダシまぶして食べるのも簡単で美味しいということでした。
この時期しか食べることの出来ないシソの実の佃煮。シソの香りも爽やかな、贅沢な一日でした。ありがとうございました。
【今日のこびる】
トマトの煮ただけ 酸味も爽やか、甘みも絶妙♪
(レポート・藤木哲朗)
今回は、高千穂町押方地区の飯干幸子さん(78歳)、工藤シズさん(75歳)、甲斐啓子さん(66歳)と、シズさんの畑に実ったシソの実を収穫しました。
三人は前日にも収穫作業をし、シソの実の佃煮もつくっていましたので、収穫作業と合わせてご紹介いたします。
シソは、青紫蘇。「実の先に、花が一つ二つ残っているのが食べ頃」とは幸子さん。収穫期を逃すと、固くてぱさぱさして味も素っ気もないそうです。ちなみに、葉の収穫は、タケノコを収穫する時期。四月、五月頃が柔らかくて美味しいそうです。
実をすぐる幸子さん。
【シソの実の収穫作業】
シズさんの畑で、収穫。
根こそぎ抜き、根元をハサミで切ります。
今年は台風もなく、豊作です。「台風が一番大変、なんもかんも倒れるから」
収穫したシソは、水洗いします。土や葉についた虫を洗い流します。
瑞々しい!辺りをシソのよい香りが包みます。
シソの実。小さな花が可愛らしいです。
【実をすぐる作業】
続いて、実をすぐる作業です。
穂に小さい実が並んで実っています。茎のほうから穂先に、手でこするように滑らせると簡単にとれます。
膝の上にナイロンを置くのは、濡れないため。手袋は、手がアクに染まるのを防ぐためです。
「山椒の実は、こしこ採るのは大変ばい。刺がイガイガしちょるから。」
「手に色がついたらなかなか落ちんけど、ハイターなら一発で落ちる。」そうです。
実をすぐった後のシソの茎と葉は、また畑へ。
すきこんで、畑の肥料とします。
全部を収穫せずに株を残しておけば、落ち種が育ちます。
「赤紫蘇は、梅干しにはいいけど実が少ない。青紫蘇の葉は汁が少ない。」
【シソの実の佃煮】
たくさんの実から、少量しかできないシソの実の佃煮です。
材料 シソの実 ショウガ
調味料 砂糖 醤油 みりん ダシ
作り方
① シソの実をさっと湯がいて水を切る。
② 調味料を合わせ、シソの実と二時間炊いてでき上がり。
冷や奴にも合います。口の中で実がプチっと潰れるのも楽しいです。
もちろん、ご飯にも合います。塩揉みして、ダシまぶして食べるのも簡単で美味しいということでした。
この時期しか食べることの出来ないシソの実の佃煮。シソの香りも爽やかな、贅沢な一日でした。ありがとうございました。
【今日のこびる】
トマトの煮ただけ 酸味も爽やか、甘みも絶妙♪
(レポート・藤木哲朗)
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