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木玉

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木霊言霊(こだまことだま)について

古来より日本では、木に霊が宿り、言葉にも霊力が宿ると考えられてきました。
心が荒れれば、言葉が荒れ、そうしたとき人は、森に入り樹木の声を聴くことで、
心を鎮めてきました。これを、『木霊言霊』と言います。


喜六では、『木霊言霊』をヒントに

木の丸い球、木玉(こだま)を使った心のケアを考えました。
両手を組み、その中心に木玉を持ち瞑想することで、
自分を見つめ、心を鎮める訓練をします.




自殺者数が三万人を越える現代において
社会の乱れは、そのまま子どもの心の乱れに直結しています。
学級崩壊という現実もあります。
そうしたときに、己を守る術として、心に軸(中心)を持つことは大切なことです。
日常的にそれを鍛えるとともに、イマジネーションを養い、
広げることで、強く柔軟性のある心を育てます。
また、郷土の樹木を使うことにより、郷土の自然に帰る心のアクセスとします。
これは、今だけではなく、大人になった時に、郷土で生きる大きな力になるものと思います。
また、球体は、地球をも表し、その中で生かされ、
生きる、私たちであることを導いてくれることと思います。

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