- 2010-05-08 (Sat) 15:43
- 総合
山の遊び 第3回【祖母山・登山】
今回はご紹介するのは、5月3日に山開きした、祖母山(標高1,756m)登山をご紹介いたします。
祖母山は九州山地の中央にあり、宮崎県(高千穂町)と、大分県(豊後大野市、竹田市)を跨っています。宮崎県最高峰であり、日本百名山にも選ばれる祖母山。祖母傾山山系には、九州では絶滅したといわれるツキノワグマの目撃談が後を絶たないなど、とても神秘に満ちた深い山です。
全国から、山登りの愛好家が多数訪れる人気の山で、この日(5月3日)も、車のナンバーで見る限り、遠くは、習志野や宇都宮。関東、関西、九州各地から、大勢の登山者が訪れていました。
今回はご紹介するのは、5月3日に山開きした、祖母山(標高1,756m)登山をご紹介いたします。
祖母山は九州山地の中央にあり、宮崎県(高千穂町)と、大分県(豊後大野市、竹田市)を跨っています。宮崎県最高峰であり、日本百名山にも選ばれる祖母山。祖母傾山山系には、九州では絶滅したといわれるツキノワグマの目撃談が後を絶たないなど、とても神秘に満ちた深い山です。
全国から、山登りの愛好家が多数訪れる人気の山で、この日(5月3日)も、車のナンバーで見る限り、遠くは、習志野や宇都宮。関東、関西、九州各地から、大勢の登山者が訪れていました。
【祖母山・登山】
AM9:00スタート
今回は、フォレストピアPIA(高千穂、日之影、五ヶ瀬、椎葉、諸塚、五町村でつくる森林理想郷組織)事務局の工藤鉄平さん(29歳)と一緒に、千間平コース(高千穂町)より、山頂を目指しました。
9時に、北谷登山口よりスタート。この日は、目の覚めるような青空が広がる絶好の登山日和となりました。
前半は、杉とヒノキの林が続きます。
ひんやりとした岩肌で一休み。
林を過ぎると、青空が美しいです。
四合目付近から、スズ竹の道となります。
ゴミ袋持参の工藤さん。空き缶、空き瓶、ビニール等、結構捨ててあります。
鹿の遊び場所。
獣道。小動物専用ですね。
鹿の食害あと。下から上へ、皮を引っ張ります。
急な細道。登山者は中高年が多いです。みなさん、達者です。
宮崎、熊本、大分を股にかける工藤さん。五合目と六合目の間。
六合目よりみる頂上。運動不足の方は、ちょっとへこたれるポイントです。
国観峠と、祖母山。
七合目過ぎると、国観峠。目の前には、青空と祖母山。とてものどかで、美しい風景に満足します。ここで、一日遊んでいてもよいような気持ちになります。
されど、道はまだ続きます。
甘かった…。8合目付近から、足場も悪く、急な細道が続きます。
九合目。励ますような「祖母山」の文字!分かれ道を左に行くと、山小屋です。
更なる試練が…!
下山する元気な男の子!感心します。
道は瓦礫で、水が出ています。試練が続きます。
ロープにつかまり、最後の登りを迎えます。
PM12:40 頂上到達
ようやくの頂上です。頂上からみる山並みは、絶景です。青空の下、やさしい風が吹いています。
スタートより、3時間40分かかりました。2時間でつくという人もいたので、かなりゆっくりなペースでしたが、十分くたびれました。山開きだけあって、頂上には大勢の人がいます、みな、それぞれお弁当を食べたり、記念撮影をしたりして、くつろいでいます。
私たちも、昼食をとって、疲れを癒し、エネルギーを補充しました。
頂上にある添利山神社に、参拝。祭神は、神武天皇の皇祖母豊玉姫命。
記念撮影。
空が近い。
PM13:40 下山スタート
風穴コースで、下山します。
ワイルドな、スズ竹の道が続きます。
風穴コースは、傾斜が厳しく、出会う人もほとんどありません。
力強いブナの木。
アケボノツツジも、ほとんど蕾です。
風穴へ。はしごを持つ手も冷たく。冷気で、息が白くなります。天然のクーラーです。
休憩には、もってこいの場所です。鳥のさえずりも心地よいです。
モノノケではなく、私(藤木)です。
岩清水が湧いています。冷たくて美味しい。生き返ります。
スズ竹とブナ林の道を過ぎると、また、杉ヒノキの道へ。
若葉がまぶしい。頂上付近とは、生態系の環境が違います。
岩清水が凄い水量となりました。足を冷やして、休憩。冷たすぎ。
工藤さん、歓喜のゴール。喜びのダンス。
PM16:30 下山ゴール
小屋においてある、登頂ノートに、下山を記して、山登り終了。
フォレストピアPIA 工藤鉄平さん(29歳)
無事ゴールできて良かったです。天気も良かったし、何より登山者同士の挨拶のコミュニケーションが楽しめました。九合目あたりからは、登山道に水がでて、足元が悪かったのですが、苦難を乗り越えて頂上に到達した満足感がありました。風穴や冷たい川の水で、クールダウンするのも最高です。自然の素晴らしさを感じます。
今回は、ゴミを集めながら登りましたが、昨日、今日、捨てられたような新しいゴミもありました。誰のゴミということではなく、一人が一つでもゴミを拾えば、山はきれいになります。そういう気持ちを持って、山登りを楽しんでいただければと思います。
フォレストピア ホームページ
http://www.forestopia.jp/
(レポート 藤木哲朗)
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